ai think
大塚 愛日記 7/12
DATE:2005/07/12(Tue) 16:32 No.40
大塚 愛日記 7/12
DATE:2005/07/12(Tue) 16:06 No.39

大塚 愛日記 6/7
DATE:2005/06/07(Tue) 14:17 No.38

東京フレンズ
始まりはいつも突然訪れる
そして、後に、その出会いが宝物になるなんて、誰も知らない
時計がめまぐるしく動くこの東京で、とどまることを知らない時間の流れは、
無意識のうちに、形を変え、宝物に変わってゆくんだ。
たとえ、もう二度と会えなくても‥‥。
豊かな生活に溶け込んで、浮き上がるのは、贅沢。
一人では踏み出すこともできず、守られたところでしか吠えることができない、
そんな人間にはなりたくなかった。
誰かを傷つけたって自分は素敵にはなれない。
誰かを蹴落としたところで自分に力はない。妬み、嫉妬、いいわけ、思い込み、
そんな人間にはなりたくなかった。
でも、どうしたらいいか解らなかった。
誰かに聞くのも違う気がした。
だから、遠くまで、歩いてみた。
何も持たずに歩いた、22歳、岩槻 玲。
東京にいる暁美は、長い友達だった。だから正直、ココへ出てくるのも怖くなかった。
結局は、まだ、誰かに頼るしかなかった。
東京には何でもある。だからって、何がしたいのか解るはずはなかった。
結局は、また、からっぽな自分でしかなかった。
”おしゃれ居酒屋 夢の蔵”、ココで出会ったフレンズは、ぶっちゃけ、
第一印象は良くなかった。
変な女、セクハラ店長、おまけに超自画自賛男。
当たり前だが、夢に見た、TVドラマのような友情や恋愛などなかった。
だけど、確実にあたしは一歩踏み出すこととなった。
彼女たちに出会ったことで‥‥。
そう、簡単に始めたことはうまくいかない。
何度もくじけたり、自分の小ささを実感したり。
それは自分と向き合う時間。逃げたり、誰かのせいにしては、空しさに涙する。
大人になりたいけど、なりたくはない。
ゆっくりだけど、確実に一歩進みたい。
自分の人生、つかみたい。
一生懸命に生きたい。
それは、あたしを変えた。
いつかまた会う日がくるから、胸を張って言えるように。
”ありがとう”って。
P.S この撮影は長時間系だったんで、本当大変でした(笑)
台本がどう化けるのかよくわからなかったし、なかなか決心はつかなかったけど、永山監督の、才能と、自信たっぷりの「おもしろい作品」という言葉に、思い切って踏み込みました。
ホラーや野島伸司さんの世界が好きなあたしには、出せない青春台詞だったり、実は結構新鮮だったかも(笑)へたなりに東京弁もがんばったし(笑)
今でも、共演者たちとは仲が良いのがすごいな〜と思う!
真木ようことは特に気が合ってディズニーランド行ったり、カラオケでピンクレディー歌ったし、星野真理ちゃんや麻央ちゃんとは今回(東京フレンズ)の話みたいな感じだし、瑛太や平岡君とも、ヤロー同士みたいな感じ(笑)
ツアーにもサバカンメンバー、田中圭ちゃん、麻央ちゃん、星野真理ちゃんが来てくれたり。
また、きっと会うことになるな♪
大塚 愛日記 5/10
DATE:2005/05/10(Tue) 17:42 No.37

ビー玉の光
映る私と映す私。
向かい合う中である会話。
ー映る私ー
疲れ顔、ぶさいく顔、泣きはらした顔、魅力的な顔、意地悪顔、
優顔、幼い顔、大人びた顔、ばっちり顔、恋顔、迷い顔、ルンルン顔。
ー映す私ー
心の底の本当の感情。
映る私、少し歪んでみせる。映す私の新しい一面。
今日の光、今日にしかない光、今日だけの私。
どんどん広がるビー玉の光。
どんどん磨かれて、どんどん変わる。
映す私の気持ちを一番解るのも映る私。
映す私の弱さを叱れるのも映る私。
映す私に自信を持たせられるのも映る私。
ちょっと寄り道したって、ちょっとさぼったって、確実に近づけばいい。
可能性はいつも映す私が握ってる。素敵な人への道。
待ってる映る私。映す私のPEACEな笑顔を。
向かい合う中である会話。
「まだまだいける、この先。」
大塚 愛日記 4/23
DATE:2005/04/22(Fri) 18:08 No.36

LET’S SMILE!!
1枚の笑顔の写真。
ぱっと見た感じは、笑ってる。
たくらんでる?喜んでる?空笑い?失笑?
苦笑い?おもしろい?あざ笑い?愛想笑い?
思い出し笑い?もらい笑い?微笑?
「幸福の笑顔」
この笑顔を見た事がある人は何人いるだろう。
子どもを産んだ母親、抱き上げた父親。
おいしいご飯をほおばる人、
あったかい湯船につかるひととき、
大好きなあの人の腕の中、勝負事に勝った彼、
夫婦になった2人、
一つの作品を作り上げた私。
笑顔はたくさん種類があって、すぐできるけど、
心から笑うのは、以外に難しい。
だけど、なんだか笑いたい。
私はこれを読んでるあなたとは、今会って話せてないけど、
あなたの笑顔が見たい、あなたの幸福の笑顔が見たい。
つまらない毎日でも、大変な毎日でも、
明日が不安でも、その中にある幸福の笑顔は、
強さにもなるし、誰かをまた笑顔にできる。
誰かを蹴落としても、誰かを妬んでも、自分は幸せにはなれない。
これを聞いて微笑むあなたがいて、私も笑顔になる。
そして、SMILYは増えていく。
私からの笑顔の歌です、ぜひ聞いてください。
ARE YOU SMILING REALLY NOW ?
- Joyful Note -
〜ネコに風船小説風味〜
その日は満月の夜だった。
商店街は、昼間のにぎやかさを裏返す静けさだった。
いつものように、本屋の主人が、餌をくれる。
ここの主人は、何年か前に奥さんに逃げられ、寂しさ消えず、
立ち読みする人を注意するあまり、怖がられている。
そのせいか、客は少ない。
にゃんだかなーと思いながらも、餌は欲しい。
最近は、夏がきて、あったかいからか、主人は、外に出て
隣でたばこを吸う。煙は消えながら絵を描く。
恐竜‥‥花‥‥サンマ!!サンマ!!!
手を伸ばせど、煙だった。
そのあと、にゃんとも言えない顔で、主人はぼーっと夜空を見上げてる。
ただぼーっと。
ぼー。
そのぼーっとにつき合う。
雲が隠してはちらみせする満月は、やけに綺麗だった。
はて、あれはまんじゅうか。いや、せんべいか。
そんなこと考えながら、ぼーっとにつき合った。
ときたま主人の顔を見ると、心が痛くなった。
まるで、すべてを終えたような優しい顔だったから。
そして、にゃんだかいなくなってしまいそうで。
少し、甘えてみた。
少しして、主人は帰っていった。
その日は、とても綺麗な満月だった。
次の日、商店街はいつもどおりのにぎわい。
まるで車のように流れる人たちに蹴られないように、
横切るのは、ちまたじゃ、難しいとの評判だった。
何度も見送りながら、タイミングをはかる。
猛スピードでぬける姿は絶対かっこいいはずだ。
うまくいった日は、にゃんとなく気分がいい。
また、夜が来て、本屋に帰る。餌の時間。
だけど、いつもの時間になっても主人は現れない。
待っても待っても、主人は現れなかった。
にゃんだよ。飽きたのかな。こんなもんかな。
その日は、諦めた。
次の日、近くで葬儀がひらかれた。
どうやら、主人は死んでしまったらしい。
なんで死んだのかはわからなかった。
少し心痛さに、本当かどうか確かめに行った。
窓の隙間から、家に忍び込む。
しーんとした空気。あっぴらかんとした部屋の片隅に、
用意されてある餌。ねこじゃらしと、赤い風船。
にゃんともいえない気持ちに、涙がこぼれ落ちた。
死んでしまったはもう会えないと一緒?
みゃー‥‥みゃー‥‥。
あっぴらかんとした部屋に泣き声。
夢中で餌をほおばった。
主人のあの優しい顔を、思い出しながら。
つづく
あとがき
「ネコに風船」、なんともう発売です!この曲を聞くと、
忘れかけてた大事な物を、言葉ではなく、心で感じれます。
自分にとっての、愛を、優しく膨らましていけたら、とても、
幸せやね。いつも以上に、みんなに聞いてほしい作品です。
よろしゅう☆